マヤ遺跡でも異彩を放つ遺跡トゥルム!!
みよ!美しいカリブ海を見下ろす絶景の遺跡を!
みよ!マヤ文明終末期の不落の要塞城壁都市を!
マヤ文明の遺跡というのは、
ほとんどがジャングル内に佇んでいるのに対し、
このトゥルムはカリブ海の絶壁に面している点で異彩を放つ。
それ故に極彩色のカリブ海とマヤの古代遺跡の
芸術的なコラボレーションを楽しめる
唯一無二の遺跡であり、
カンクンを訪れたら必見のスポットなのだ!
トゥルムという単語は、
バリケードや壁といった意味であり、
マヤ語では夜明けという意味をもつ。
最東端のマヤ遺跡という点で
夜明けという表現はまさにその名にふさわしい。
強固な城壁と海に守られた都市は難攻不落のはずであった。
しかし、16世紀のスペイン軍との戦いで陥落。
マヤ文明も滅亡へと向かっていった。
トゥルム周辺の壁には、高さ5メートル・厚さ8メートル・長さ400メートルの壁が海と平行に延びている。
カスティージョ(メインのピラミッド)は高さ7.5メートルで、段階的に建築され増築を重ねることで今の形が形成されていったようである。
トゥルムは陸海を結ぶ中南米からユカタンにかけての主要な交易地として栄えていた。
トゥルムでは「降臨する神」と「蜂の神」が崇拝されていた。蜂は今でもマヤの人々にとって重要な昆虫である。
トゥルムは毎日何千人もの訪問者を受けいれる、ユカタン半島で最も訪れられるマヤの遺跡である。
「遺跡」というものに興味がないという人でも、
この遺跡は見ておくべき! と強くすすめたいです。
なぜなら、海水浴も楽しむことができるので、
他の遺跡では味わえないリゾート気分を満喫できるからです。
マヤの遺跡というと「チチェン・イッツァ」が有名ですが、
トゥルムにもぜひ足を運んで頂きたいものです。
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